アンマンの旅行記【ヨルダン】
2025年2月22日~3月2日のヨルダン旅で訪れたアンマンの旅行記。
アンマンについて

アンマンはヨルダンの首都であり、最大の都市。現地の人はアマーンと呼んでいた。
古代ローマ時代はフィラデルフィアという名で、初日に訪れたジェラシュ(古い名前はゲラサ)とともにデカポリスと呼ばれる都市連合の1つとして栄えていたらしい。その頃に建設されたヘラクレス神殿や円形劇場が今も街の中に残っている。
その後、ヨルダンのほかの都市と同じように地震等により衰退していたが、オスマン帝国が鉄道の駅をアンマンに建設したこともあってちょっと発展し、ヨルダンが独立するときに首都に選ばれた。

そんなアンマンは標高700m~900mくらいの丘の多い場所にあり、起伏のある土地にびっしり家が建ち並んでいる景観が特徴的。
アンマンへの行き方

これまでのヨルダン旅はレンタカーを運転して移動していたが、流石に大都会アンマンを運転する自信はないので、空港でレンタカーを返して公共交通機関でアンマンに向かった。
空港からはバスかタクシーで市内に向かうことになるが、バスが出発したばかりだったのでUberでタクシーを呼んで市内に向かった。片道36JD(≒7200円)。
泊まったホテルに送迎をお願いすれば20JD(≒4000円)だったが、時間が読めなかったので仕方がなかった。
空港からアンマン中心部まで、普通なら40分くらいで到着するが、その日は渋滞がひどく1時間半くらいかかった気がする。
アンマンの地図

空港から送ってくれたタクシーの運転手曰く、地元の人はダウンタウンというエリアで買い物をするとのこと。観光地もアル・フセイン・モスクの周辺に集中している。
歩いて周るか、少し遠いところだとUberを使うのが便利。
レインボーストリート
2ndサークルの近くのホテルにまっていたので、レインボーストリートを通ってダウンタウンに行ってみることに。2ndサークルからレインボーストリートまでは歩いて15分くらい。

レインボーストリートには、お土産屋やパン屋など、どちらかといえば観光客向けの店が多いが、地元の人にも人気そうなケバブ屋もあったりする。
丘の上にあり、タクシーの運転手の言葉を借りるとファンシーな街。
お土産屋
ヨルダンのお土産はレインボーストリート付近で購入したので、買ったところを紹介する。

①Jo Shop
建物が近代的でいい感じのお土産が多い。店内も広くて品ぞろえも豊富。

②Mlabbas
トランプ大統領やパレスチナが書かれたTシャツが置いてある政治色が強めのお店で、尖ったお土産が欲しい人にオススメ。普通のお土産もある。

③Iksa Shop
小さめの店舗だが、いい感じのお土産が揃っている気がする。


④SEEK Naturals
スキンケア専門店で死海の泥パックとかが売っている。ちゃんとしたHPもあるので、中身もちゃんとしてそう。③Iksa Shopのとなりにある。

ダウンタウン

一方のダウンタウンは、丘に囲まれた谷に広がる街。観光客向けのお店はあまりなく、食材や衣服、日用品が売っていて、市場は地元民で溢れかえっていた。

水槽の中の魚たちが瀕死状態の魚屋。どの魚屋もこんな感じ。

どうやったって売れ残りそうな量を並べている八百屋。どの八百屋もこんな感じ。

観光客の我々がここで買うものは何も無いが、店員はけっこう声を掛けてくる。かなりの人混みで街に活気があり、歩いていて楽しかった。
ちなみにその日はラマダン開始の前日。タクシーの運転手曰く、ラマダン前は親戚と集って食事をしたりするらしく、地元民はダウンタウンに買い物をしに来ているようだった。
※ラマダン‥イスラム暦の第9月の月名。イスラム教徒は日の出から日没まで断食を行う習慣があり、日中は食事もしないし、水も飲まない。(重労働者は水のみOKらしい。)
ローマ劇場

ヨルダン旅で4つ目のローマ劇場。ヨルダンパスで入場可能だが、ヨルダンパスがない場合は2JD(≒400円)。劇場の前の広場でサッカーをしている子どもたちのボールが背中に当たったので、蹴り返してやった(ボールを)。

ローマ劇場の両脇には昔ながらのヨルダン人の生活様式を再現した博物館がある。10分くらいで見れるサイズ感が良かった。
アンマン・シタデル

ローマ劇場の正面にある高台にはアンマン・シタデルがある。入場料は3JD(≒600円)でヨルダンパスでも入場可。
シタデルには古代ローマ時代に建てられたヘラクレス神殿やイスラム王朝時代の宮殿などが残っているが、原型を留めている遺跡はその2つくらい。

宮殿の天井は復元されたものらしい。


シタデルは高台にあるため、周囲の街並みがよく見える。 この後、アブダリ地区の方に歩いて向かった。
ちなみに夕日がきれいだろうなと思って、夕方にもう一度シタデルを訪れたが、営業時間は18時までだったので入れなかった。
ただ、遺跡入口付近から見た夕方のアンマンの景色はとても綺麗だった。このブログのカバー画像もそこで撮影した。
キング・アブドゥッラー・モスク

キング・アブドゥッラー・モスクはアブダリ地区にある新しいモスク。初代ヨルダン国王のアブドゥッラー1世を記念して、3代目国王のフセイン1世(初代の孫)が建設したのも。
非イスラム教徒でも2JD(≒400円)払えば見学が可能で、「イスラム教徒は皆さんの敵ではありませんよ~」という趣旨のパンフレットを貰える。

モスクの中にはお祈りしている人が数人いた。絨毯はふかふかでお祈りしやすそうだった。
アブダリモール

アブダリモールはアブダリ地区にある大型ショッピングモール。サッカーヨルダン代表のユニフォームがあればいいなと思って行ってみた。

ヨルダン代表のユニフォームはなかったが、adidasショップにお土産用のTシャツがあったので友人が購入していた。地下に巨大スーパーもあり。

モールの上層階からはキング・アブドゥッラー・モスクを見ることができる。
アル・フセイン・モスク

夜にもう一度ダウンタウンに行くと、ものすごい人だかりだった。特にアル・フセイン・モスクの周辺は人が車道に溢れるくらいの人混みで、まるでお祭りのような雰囲気だった。
ラマダンは、ほぼ全てのイスラム教徒が参加するイベントなので、街の一体感のようなものを勝手に感じた。
ラマダン開始後の朝

次の日はヨルダン最終日。15時のフライトで日本に帰るので朝に少しだけ散歩をした。
前日は人がたくさんいた市場も、その日は閑散としていた。 ラマダン中のヨルダン人の朝は遅い。日の出前に食事を摂ったあと二度寝するから、お店の開店時間は遅くなるし、昼間は誰も食事をしないから、飲食店は昼に店を開けない事が多い。
帰国前にヨルダン料理を食べてから帰りたかったが、パン屋しか空いてなかったので、パンを買ってホテルでこっそり食べてから帰国した。
感想
アンマンを訪れてみての感想を書いていく。
①街並みがよい

色や形が微妙に違うけど、似たような家が丘にびっしり建ち並んでいる風景が個人的には好きだった。夕日に照らされる夕方がオススメ。
②坂が多い

丘の街と聞いていたので覚悟はしていたが、思ったより斜面が急だった。地図上の最短ルートで行こうとすると大体階段を登る羽目になる。
だが、急斜面に家が建ち並んでるからこそ、アンマンの都市景観が生まれている。
③街に活気がある

これまでのヨルダン旅では観光地を周っていたので、国民の生活感みたいなものをあまり感じることができなかったが、アンマンは地元民で溢れかえっていた。
ラマダン前のヨルダンの雰囲気を味わえたのも貴重な体験だった。
オススメ度
★★★★☆
星4
坂や階段が多いが、ある程度は歩いて周れるコンパクトな街なので、街歩きが楽しかった。時間があれば、王立自動車博物館や王立戦車博物館とかの博物館に行ってみるのも楽しそう。
注意事項としては、ラマダン中は飲食店が開いてないことも多く、街中での飲食が難しくなるため、アンマンに行く場合は、ラマダンの予定を確認してから行ったほうがいい。
ヨルダン旅のまとめ記事はこちら ヨルダン旅のまとめ記事