ヨルダン旅のまとめ記事
2025年2月22日~3月2日のヨルダン旅まとめ記事。
ヨルダンの紹介

<ヨルダンの概要>
面積:8.9万km2(日本の約1/4)
人口:約1,143万人
首都:アンマン
民族:アラブ人
言語:アラビア語
宗教:イスラム教(人口の約92%)
出典:[ヨルダン基礎データ(外務省)](https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/jordan/data.html)
ヨルダンの正式名称はヨルダン・ハシミテ王国で、ハシミテとは「ハーシム家の」という意味。
20世紀初頭、ヨルダンを含むアラビア半島の大部分は、トルコ人が治めるオスマン帝国の支配下にあった。
そんな状況下の第一次世界大戦中、オスマン帝国に対してアラブ人を率いて反乱を起こしたのが、今のヨルダン国王のご先祖様にあたるハーシム家のフサイン・イブン・アリー(以下、フサインさん)という人。

そのあと、なんだかんだあってフサインさんの次男であるアブドゥッラー1世が初代ヨルダン国王となり、ヨルダンはイギリスから独立。以降、現在に至るまでヨルダンはハーシム家の人たちによって統治されている。
ヨルダンの地理

ヨルダンには世界で最も標高が低い場所として有名な死海がある。
死海に流れ込む川は、国名の由来になったヨルダン川くらい。死海周辺の気温が高く、水の蒸発量が多いため流れ出す川はなく、塩分濃度は海水の10倍くらいになっている。
冬はそこそこ温かいが、夏はめちゃくちゃ暑いらしいので、死海周辺はあまり人が住んでいないらしい。
そのため、首都のアンマンを含むヨルダンの主要都市は、ヨルダン渓谷の東側のヨルダン高原に分布している。
国土の大部分が砂漠気候だが、北西部は冬に少し雨が降り、たまに雪が降るらしい。
フライト

日本からヨルダンへの直行便はないため、乗り継ぎ便を利用する必要がある。
ヨルダンは同じイスラム教の国からの便が多いので、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空、ターキッシュ航空などの航空会社で行くことになると思う。
今回は航空券が安かったエティハド航空にした。UAEの首都アブダビ乗り換えのフライトで、往復14万円くらい。
フライト工程は以下の通り。

エティハド航空

エティハド航空はアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを本拠とする航空会社。 同じくUAEの航空会社であるエミレーツ航空はドバイを本拠地に置いている。

エティハド航空はイギリスのサッカーチームのマンチェスター・シティFCのスポンサーになっているので知っていたが、乗るのは初めて。機内サービスのアメニティが入っているポーチがマンチェスター・シティカラーだった。

機内持ち込み手荷物は重さ7kg、寸法は56 x 23 x 36 cmまで。ANAやJAL(重さ10kg、寸法は55 x 25 x 40 cmまで)に比べるとちょっと小さめ。
しかも、このエティハド航空はLCCではないが、一番安い運賃クラスだと、受託手荷物が含まれていないことがあるので注意が必要。
今回は機内持ち込み手荷物のみで旅行した。
日程(各記事へのリンク有)

ヨルダンに行ったのは2025年2月22日~3月2日。 2月のヨルダンは東京と同じぐらいの気温だが、天気は少し曇りがちだった。
6泊9日の旅行行程の詳細は以下の通り。非常に移動が多い旅行だった。
1日目 東京成田→アブダビ

成田空港を夕方に出発するフライトでアブダビに移動。
2日目 アブダビ→アンマン→ジェラシュ→死海〈曇り〉

アンマン空港に到着後、レンタカーを借りてジェラシュへ向かいローマ遺跡を見学。その後、死海近くのホテルへチェックインし、ホテルのプライベートビーチで泳いだ。
↓ジェラシュについての記事はこちら ジェラシュの旅行記【ヨルダン】
↓死海についての記事はこちら 死海の旅行記【ヨルダン】
3日目 死海→カラク城→ワディ・ムーサ〈曇のち晴れ〉

ネボ山、死海、カラク城を見ながら、ペトラがあるワディ・ムーサへ移動。夜はペトラのナイトツアーに参加した。
↓ネボ山についての記事はこちら ネボ山の旅行記【ヨルダン】
↓カラク城についての記事はこちら カラク城の旅行記【ヨルダン】
↓ペトラのナイトツアーについての記事はこちら ペトラ・バイ・ナイトの体験談【ヨルダン】
4日目 ペトラ〈快晴〉

ペトラ遺跡を観光した。
↓ペトラ遺跡についての記事はこちら ペトラ遺跡の旅行記【ヨルダン】
5日目 ワディ・ムーサ→ワディ・ラム〈晴れ時々曇り〉

朝早く起きてワディ・ムーサからワディ・ラムへ移動。ワディ・ラムのジープツアーに参加した。
↓ワディ・ラムについての記事はこちら ワディ・ラムの旅行記【ヨルダン】
6日目 ワディ・ラム→アカバ→アンマン〈快晴〉

アカバを少し散歩した後、アンマンの空港に戻りレンタカーを返却。
↓アカバについての記事はこちら アカバの旅行記【ヨルダン】
7日目 アンマン〈快晴〉

1日中、アンマン市内を観光。
↓アンマンについての記事はこちら
8日目 アンマン→アブダビ〈晴れ〉

午前中少しだけアンマンを散歩した後、ヨルダンを出国。
9日目 アブダビ→東京成田

お昼ごろに成田空港に到着。
レストラン
レストランについては、別途まとめてあるので、以下の記事を見てほしい。 ヨルダンのレストランを紹介する記事
泊まったホテル
今回のヨルダン旅行では死海、ペトラ、ワディ・ラム、アンマンの計4個所に泊まった。
ホテルについては、別途まとめてあるので、以下の記事を見てほしい。 ヨルダンで泊まったホテルを紹介する記事
旅費
今回のヨルダン旅行、1人あたりの費用は以下の通り。

4人で旅行をしたので、レンタカー代やガソリン代は安くなった。
役立ちそうな情報
これからヨルダンに行く人に役立つかもしれない情報を書いていく。
①ヨルダンパスについて

ヨルダンパスとは、ヨルダン政府が提供している観光パス。
料金はペトラ遺跡の訪問日数により異なっていて、ペトラ1日の場合は70JD、2日は75JD、3日は80JDとなっている。
ヨルダンパスに含まれるものは以下の通り。
1.ビザ代金:40JD ヨルダンに3泊以上することが条件
2.ペトラ遺跡を含む40以上の観光地の入場料 ペトラ遺跡の1日入場料は50JD
ビザ代金とペトラ遺跡1日の入場料だけで元が取れる仕組みだが、そもそも日本人はヨルダン入国の際にアライバルビザを無料で貰えるため、元を取るにはいろんな観光地を周る必要がある。私はペトラに2日行くつもりだったので、75JDのヨルダンパスを購入した。
ちなみに元を取れていたかどうか確認すると…
ジェラシュ:10JD カラク城:2JD ペトラ(2日券):55JD ワディ・ラム:5JD ローマ劇場:2JD シタデル:3JD 合計:77JD
2JD(≒400円)お得だった。 紙に印刷したヨルダンパスにスタンプを押してくれる施設と、バーコードを読み込んで施設のチケットを新しくくれる施設があるが、いずれにせよヨルダンパスを持っていない人と同じ列に並ぶ必要がある。
上記の施設より多くの場所を訪れるつもりなら購入してもいいかもしれない。
②ラマダンについて

ラマダンとは、イスラム暦の第9月の月名。イスラム教徒はその1ヶ月間の日の出から日没まで断食を行う習慣があり、日中は食事もしないし、水も飲まない。(重労働者は水のみOKらしい。)
ラマダン初日のアンマンを歩いてみたところ、お昼は飲食店がほとんど空いていなかった。できることなら、旅行の時期がラマダンに被らないようにしたほうが良さそう。
③治安

約1週間の滞在でその国の治安をどうこう言うのもあれだが、旅行中に危険を感じることはなかった。
④写真を撮るときの注意点

レストランの外観を撮影するときに、現地の女性の方が写ってしまった事があり、その時の女性がめちゃくちゃ嫌そうな顔をしていた。
街中で写真を撮る際は配慮が必要だなと思った。
⑤運転事情
ヨルダンは日本と違い右側通行で左ハンドル。
田舎のほうを運転するだけなら交通量が少ないので、日本でそこそこ運転している人なら問題なく運転できると思う。
注意が必要なのは、スピード抑制のために道路に設置されてるハンプ(凸型の段差)が多くて、しっかり減速して乗り越えないと、かなりの衝撃を受ける。

また、高速道路は無料だが、スピードを出している車が多いので、たまにものすごい勢いで後ろから近づいてくることがある。
⑥ガソリンスタンド
観光地近くのガソリンの値段が明示されていないガソリンスタンドは注意が必要。
ペトラ遺跡のあるワディ・ムーサのガソリンスタンドで給油したが、相場の1.5倍くらいの値段だった。 ヨルダン運転中によく見た「Jo Petrol」という看板があったので大丈夫かと思い、値段を聞かずに給油をお願いしてしまった。
値段が高かったガソリンスタンドのGoogleMapのリンクを貼っておく。 googleMapのレビューでも世界各国の旅行者から詐欺師との口コミ多数あり。皆さんお怒りの様子。
⑦レンタカー
今回はAVISというレンタカー会社で車を借りたが、予約してた車がなんの連絡もなく変更になっていたし、車も少し汚かった。
あと、帰国後にいきなりクレジットカードに10,000円の請求が来た。
なんの請求なのか問い合わせると、交通違反が2回あってその調査手数料を請求したとのこと。
内容を詳しく教えてほしいというと、交通違反のあった場所と日付を教えてくれたが、その日付がヨルダン入国前の日付だったので、返金を求めているところ。
ヨルダンAVISはやばい。
行ってよかった場所
個人的に行ってよかった場所1位から3位を紹介する。
1位:ペトラ遺跡

岩石に掘られたエル・ハズネとエド・ディルがとにかくかっこよかった。峡谷を進んだ先に突然現れる演出も良い。
ほかにもローマ劇場や大神殿などの見どころがたくさんあり、人気の理由が分かった気がする。
2位:死海

塩の結晶で覆われている死海の海岸は、今まで見たことないタイプの自然だったので感動した。地球上で一番標高が低い場所に来たという実績づくりもできる。
3位:ワディ・ラム

今までに、エジプト、モロッコ、ナミビアの砂漠に行ったことがあり、若干の砂漠慣れがあるため3位とした。ココが一番良かったと言っている友人もいた。
写真では伝わらない岩山の大きさに現地で圧倒された。
オススメ度・感想
★★★★★ 星5
ジェラシュのローマ遺跡、死海、ペトラ、ワディ・ラムなど、ヨルダンの観光地はバリエーションが豊富で、行く先々で違った顔を見せてくれる。個人的には1週間の旅行でちょうど良かったかなと思う。
また、ヨルダンの人はとてもフレンドリー。ちょっと怖そうなタクシーの運転手も話しかけたらアンマンのことを色々教えてくれたし、写真を取るために道に車を止めていたら、通りすがりのおじさんが心配して声をかけてくれたりした。
思い出してみれば、現地の人と挨拶をしたとき、ほとんどの人から「Welcome to Jordan!」と言われた気がする。
とてもおもてなし精神のある国だった。
ギリシャ旅行のまとめ記事はこちら ギリシャ旅のまとめ記事
九寨溝・黄龍旅行のまとめ記事はこちら 九寨溝・黄龍旅のまとめ記事
ポーランド旅行のまとめ記事はこちら ポーランド旅のまとめ記事
アイスランド旅のまとめ記事はこちら アイスランド旅のまとめ記事