ネボ山の旅行記【ヨルダン】
2025年2月22日~3月2日のヨルダン旅で訪れたネボ山の旅行記。
ネボ山について

ネボ山はヨルダンにある標高800mくらいの山だが、ただの山ではなく旧約聖書に登場するモーセにまつわる場所として有名な山である。
旧約聖書によると、モーセはエジプトで生まれ、エジプトにいるヘブライ人を引き連れてエジプトを脱出。海を割ったり、神から十戒を授かったりしながら旅を続け、最終的にこのネボ山で約束の地(現在のイスラエルらへん)を見て120歳でこの世を去ったらしい。
せっかく近くまで来たので、モーセが見た景色を見てやろうと思い行ってみることにした。
死海からネボ山へ

私は死海のホテルに泊まっていたので、ホテルからレンタカーでネボ山へ向かった。30分くらいだった。

ネボ山の標高は800mくらいだが、出発地点の死海の標高が-400mと低いため標高差は1200mくらいある。

ネボ山へ行く道は草木はほとんど生えていないが、たまに飼われている羊やヤギがいて、ほとんど生えてない草を食べている。
こういった群れには羊飼いと犬がセットでいるが、車に向かってもめちゃくちゃ吠えて追いかけてくるヤバい犬がいた。

登ってきた方を振り返ると死海とイスラエルが見える。写真を撮るために車を停めていると、通りすがりのおじさん達が「何かあったのか?」と心配して声を掛けてくれた。
ヨルダン人は優しい人が多い気がする。

ネボ山の入口には無料の駐車場あり。
エントランス

ネボ山は入るのにチケットが必要で1人3JD(≒600円)。ヨルダンパスは対象外だった。
施設はとてもきれいで、通路は石畳が整備されており、ゴミ1つ落ちていない。

途中にはオブジェがいくつかあった。
展望台


3分くらい歩いていくと展望台があり、死海やモーセの泉なんかを眺めることができる。
モーセが見た景色はこんな感じか、ふーん。という感じである。


展望台にはイタリアの芸術家が作ったオブジェがある。 解説にはモーセが荒野に立てた青銅の蛇?と十字架に掛けられたイエスを融合したオブジェだと書いてあった。
チェンソーマンの「未来の悪魔」に似ている。

2000年にローマ教皇のヨハネ・パウロ2世が訪れたときに植えていったオリーブの木。 すくすく育っているようで何より。
教会


展望台には4世紀に建てられた教会の跡地を覆うように新しい教会が建てられている。教会内部では残されていたモザイクを見ることができる。


入った時は気付かなかったが、出入り口にはステンドグラスがあり綺麗だった。
感想
ネボ山を訪れてみての感想を書いていく。
①景色はふつう

ネボ山は山というより丘。周りと比べて特段高いわけではないので眺望は普通。 一応死海は見えるね、という程度。
天気にもよるかもしれないが、イスラエルの方もぼんやりとしか見えなかった。
②モーセを感じない

蛇のオブジェはかっこよかったが、近年建てられたアート作品で、教会内部のモザイクは動植物や動物を狩る人間が描かれたもの。
モーセに関するものがあまりなかった気がする。
オススメ度
★★☆☆☆
星2
モーセに強い思い入れがある人以外は、行く価値を見出すのが難しそうな場所だった。
特に景色に関して、私は死海側からネボ山を訪れたので、よく見た景色をちょっと上から見ただけだったのでなんとも思わなかった。
ここに行くのであれば、せめてアンマン側から訪れることで、「初見のヨルダン渓谷と死海」という状況を作り出し、丘の上でモーセと同じ気分を味わえれば楽しいかもしれない。
ネボ山のあとに行った死海についての記事はこちら 死海の旅行記【ヨルダン】
ヨルダン旅行のまとめ記事はこちら ヨルダン旅のまとめ記事