コチコルの旅行記【キルギス】
2026年7月3日〜7月12日のキルギス旅にて、ソンクル湖に行くために、カラコルからコチコルへ移動した時の旅行記。
ソンクル湖に行きたい

キルギス中央部にはソンクル湖(Song-kul)という、キルギスではイシククル湖に次いで2番目に大きな湖がある。標高3,016mに位置する湖の周りには草原が広がっており、なんともキルギスっぽい風景が広がっている。

ぜひ見たいということで行くことにしたが、滞在していたカラコルからは結構距離がある。ということで、まずはソンクル湖の近くにあるコチコルという街に行くことにした。
今回はその移動がメインの記事である。
ソンクル湖への行き方

私が調べた限りでは、ソンクル湖に行く交通手段はタクシーしかなかった。なので、安く済ますにはソンクル湖に比較的近いコチコル又はナリンという街から行くことになると思う。
カラコルに滞在していた私は、コチコルまで自力で向かいそこで一泊し、翌朝タクシーでソンクル湖まで連れて行ってもらうことにした。
ソンクル湖で泊まる宿は事前にbooking.comで予約済で、宿の方にコチコルからソンクル湖までの往復タクシーを手配してもらった。
カラコル

アルティン・アラシャンという場所からカラコルに戻ってきたのは、ちょうど昼頃だった。
カラコルからコチコルまで1本で行けるバスも存在するらしいが、午前発の便しか無いとのことでその便には乗れず。
そのため、バルイクチという街を経由してコチコルに行くことにした。

カラコル発の長距離バスは、街の郊外にあるバスターミナルから出ているので、まずはそこまでタクシーで向かう。タクシー代はYandexGoで115ソム(≒210円)だった。

カラコルのバスターミナルは最近完成したばかりで大きなビルが建っていた。チケット売り場はこの中にある。

完成したばかりの建物の中にはチケット売り場があるだけ。将来的には売店とかができるのかもしれない。

カラコルからバルイクチまでは1人400ソム(≒730円)。行き先ごとに料金が定められているので、ぼったくられる心配がない。
もらったレシートがチケットになるようだった。

乗合バスの運転席の前には行き先が書かれたプレートが置かれているので、バルイクチを探して乗車。
キルギスのバスは時刻表などは存在せず、乗客が集まれば出発するシステムだ。どのくらい待たされるか心配していたが、10分ほどで人が集まり出発した。
カラコルからバルイクチへ

カラコルからバルイクチまでの距離はおよそ220kmほどで、イシククル湖の北側の道を通っていく。道路はアスファルト舗装で整備されていた。


車内は15人くらいが乗れるサイズで、エアコンは付いていない。
最初はなかなか暑かったが、途中で誰かが天窓の向きを調節してくれて以降は風が入ってきて涼しくなった。

バスの窓からはイシククル湖も見えた。湖がとても青い。
途中で全ての車が警察に停められるという謎イベントに巻き込まれ到着が遅くなったが、カラコルを出発して3時間半でバルイクチのバスターミナルに到着した。
バルイクチ

バルイクチはイシククル湖の北西に位置する街で、ビシュケクからの鉄道も開通している交通の要所。バルイクチのバスターミナルは街の西端にある。

バルイクチのバスターミナルで、コチコル行きのバスがあるか聞くと、「バスはないがタクシーならある。」と言われ、案内されたのはカラコルから乗ってきたバスより一回り小さい車だった。
車のサイズが少し小さいこと以外はバスと変わらず、15分ほどで人が集まったのでコチコルに向けて出発した。
料金は言い値で1人500ソム(≒900円)。距離を考えると高く感じたが、相場も分からないのでお願いすることにした。
バルイクチからコチコルへ

バルイクチからコチコルまでの距離は60kmほどで、道は全てアスファルト舗装で整備されていた。

途中で横を通ったオルト・トコイ貯水池は、季節によって異なる川の水量を調整するための池で、水は主に農業用に使われているらしい。

また、バルイクチからコチコルにかけて線路が建設されていた。
あとでキルギス人に聞いた話によると、この鉄道は将来的に中国につながるらしい。中国が進める一帯一路政策をキルギスの田舎で見ることができた。
バルイクチを出発してから1時間弱でコチコルに到着した。
コチコル

コチコルに到着してタクシーの運転手に500ソムを払いホテルに行こうとすると、「君たちは、なぜ500ソムも払っているのか?」と、1人のキルギス人の青年が声をかけてきた。
どうやら、地元価格は250ソムのようで、我々は払いすぎていると言うことらしい。運転手と交渉までしてくれたが、残念ながら払ったお金は返ってこなかった。
しかし、まんまとぼったくられている我々を心配してか、ホテルまで付いてきてくれる事になった。
彼の名前はアリといい、一年前までポーランドに出稼ぎに行っていたので英語もペラペラ。将来的には観光系の仕事をしてキルギスの良さを広めたいと言っていた。

ホテルに荷物を預けた後はアリを誘って一緒に夕食を食べることに。アリはコチコル出身ではないので、その辺の人にオススメのレストランを聞いてもらい、Cafe Bayanというお店に入った。

焼きうどんのような麺料理が美味しかった。
海外では、基本的に相手から話しかけてくる人を信用しないようにしているので最初は警戒していたが、アリはただただ親切な人だった。
2日後にバルイクチで再会したので、その時の話は別の記事で書きたい。

宿泊した宿について

カラコルで宿泊したのは「Hotel Bagysh」というホテル。カラコルの中心部からは少し離れており、歩いていくと20分くらいかかる。

建物自体は土足禁止で、部屋は広くて天井が異常に高い。

バスルームも清潔だったが、夜シャワーを浴びていると途中からお湯が出なくなったのが残念だった。
感想
コチコルを訪れてみての感想を書いていく。
①街が砂っぽい

街の大通りはアスファルト舗装されているが、中心部から離れると未舗装の道が多かった。そのため、街全体が砂っぽい印象だった。
②揉め事が多かった

バルイクチから来るときも地元民の2倍の料金だったし、ソンクル湖から帰ってきた時もチップを請求されて少し揉めた。
そのためコチコルにはいい印象がない。
③YandexGoが使えない

コチコルはではタクシー配車アプリのYandexGoが使えなかった。料金をふっかけてきそうな運転手が多そうな街でYandexGoが使えないのは少し痛手だった。
オススメ度
★☆☆☆☆ 星1
特に見どころはない街で、良かったのはアリに会えたことだけだった。
ソンクル湖に行かないのであれば、行く必要はない場所だと思う。
ソンクル湖の旅行記につづく ソンクル湖の旅行記【キルギス】