ポカラの旅行記【ネパール】

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2022年12月31日〜2023年1月7日のネパール旅で訪れたポカラとダンプスの旅行記。

ポカラについて

ポカラの位置図
ポカラの位置図

ポカラ(Pokhara)はカトマンズに次ぐネパール第二の都市で、カトマンズから200kmほど西にある。標高はカトマンズより600mほど低い約800m。

街はフェワ湖という湖に面しており、ネパールではリゾート都市として知られている。また、ポカラ市街から約50km北側には標高8,091m(世界第10位)のⅠ峰を含むアンナプルナ連峰があるため、トレッキングのために訪れる人も多い。

アンナプルナ
アンナプルナ

私はトレッキングするつもりはなかったが、ヒマラヤ山脈を近くで見たいと思い、ポカラを訪れることにした。

飛行機は遅延(ほぼ欠航)

トリブバン国際空港の国内線ターミナル
トリブバン国際空港の国内線ターミナル

カトマンズからポカラまでの主な移動手段は、飛行機又はバス。飛行機だと所要時間は30分ほどだが、バスだと10時間かかり往復で丸2日潰れるため、飛行機で行くつもりだった。

ところが、搭乗を予定していたイエティ航空のカウンターに行くと、

「ポカラ空港周辺の天候不良のため、いつ飛ぶか分からない。数時間後に飛ぶかもしれないし、明日も飛ばないかもしれない。」

と言われた。よくあることらしい。

空港に居続けるのはキツイなあと思い、フライトはキャンセル(遅延の場合はキャンセル無料)。その日はカトマンズに宿泊して翌日にバスでポカラに向かうことにした。

カトマンズからポカラへ

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カトマンズからポカラへのバスは、宿泊したホテルの社長に手配してもらった。料金は1人往復5,000円ほど。

社長がバス会社に電話し、ホテルにあった紙のバスチケットに日時と座席をサッと手書きで記入。たしか「Swift」という名前のバス会社だった気がする。

翌朝のおそらく7時くらいだったと思うが、タメル地区近くの指定された場所に行けば無事に乗車することができた。乗車場所のGoogleMapを下に貼っておく。

カトマンズ西側の峠の様子
カトマンズ西側の峠の様子

山岳地域に位置するネパールでは、狭い谷に沿って道が整備されているため道は蛇行し、工事中の場所では渋滞が発生するのでなかなか進まない。それと、路面状態が悪いのでスマホを触っていると車酔いしてしまうので、窓から景色を眺めるか、寝ることしかできない。

ちなみに、休憩はおおよそ3時間ごとで、お昼はレストランのある場所で長めの休憩がある。

結局ポカラに到着したのは夕方で、所要時間は10時間ほどであった。GoogleMapでカトマンズからポカラまでルート検索すると、距離200km、所要時間5時間30分ほどと表示されるが、ほぼ倍の時間がかかる。

ネパールの地形図
ネパールの地形図

大移動をした気になっていたが、改めて地図でネパール全体を見ると、国土は東西に広く、ちょこっとしか移動していない事に気がついた。ネパールの国内移動はとにかく大変。

ポカラ

ポカラの地図
ポカラの地図

バスが到着するバスターミナルはフェワ湖沿いの繁華街であるレイクサイドエリアから少し離れた場所にある。予約していたホテルはフェワ湖の近くだったので、ひとまず歩いて宿に向かいチェックインし、フェワ湖に行ってみた。

ちなみにポカラには2つ空港があるが、郊外にあるポカラ国際空港は、私がネパールを訪れていた2023年1月1日に開港した新しい空港。今頃は新空港がメイン空港になっていると思う。

フェワ湖

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フェワ湖の湖畔沿いにはちょっとした遊歩道が整備されており、多くの人が歩いていた。湖畔には船がたくさん並べられていたので、昼間はそういうアクティビティもあるのかもしれない。

夜間のためよく分からなかったが、水質は諏訪湖くらいだった気がする。

ポカラ・ディズニーランド

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フェワ湖沿岸を北に向かって歩いていると、大きな観覧車が見えてきた。この狭い土地に様々なアトラクションが詰め込まれている遊園地がポカラ・ディズニーランドである。

訪れたのは夜だったが、園内は子どもから若者までたくさんの人々で賑わっていた。入園は無料。アトラクションを利用する毎に料金を払うシステム。

ローラースケート場
ローラースケート場

1番人気はローラースケート場。大人たちが大はしゃぎしながら遊んでいた。とても微笑ましい。

高速観覧車
高速観覧車

せっかくなので私も一つだけアトラクションで遊んでみることにした。選んだのは高速観覧車。世界でも珍しいジャンルのアトラクションだと思う。料金は1人150Rs.(≒150円)。

私はいわゆる絶叫系のアトラクションは苦手で、見るからに怖そうだったので乗るのを渋っていたが、友人に説得され乗ることになった。

観覧車のカゴ
観覧車のカゴ

感想を述べると、かなり怖かった。私の記憶の中で観覧車は5秒で1周くらいのスピードで回転していたし、とんでもないスピードなのでカゴも左右に揺れる。

1周するたびにスピードを調節しているスタッフの前を通り過ぎるので、その度「Please!」「Stop!」と叫び続けたが止めてはくれなかった。結局10周くらいした気がする。

上下運動の気持ち悪さと、遠心力で飛んでいきそうな恐怖を同時に味わえるアトラクションだった。

ネズミのキャラクターもいた
ネズミのキャラクターもいた

ポカラからダンプスへ

ダンプスとアンナプルナの位置図
ダンプスとアンナプルナの位置図

当初の予定ではアンナプルナを見るためにガンドルン※という村まで行き、一泊する予定だったが、カトマンズからポカラまでの移動手段を飛行機→バスに変更したため、ポカラでの滞在時間が短くなってしまった。

そのため、アンナプルナの近くで一泊することは諦め、ダンプスという村に日帰りで行くことにした。

ポカラからダンプスまでは車で1時間ほど。タクシーを半日4,000円でチャーターした。

※ガンドルンに行く場合は、トレッキングに関する許可証が必要らしい。私は行かなかったが、行く人は事前に確認しておいたほうが良い。ダンプスは不要だった(2023年1月時点)。

ダンプスまでの道中で見えてきたアンナプルナ
ダンプスまでの道中で見えてきたアンナプルナ

朝、ポカラを出発してダンプスに向かっていると、目の前に巨大な山の塊が現れた。

今まで見たことない大きさ・高さの山だったので、感動したのを覚えている。なんなら、この後もっと山には近づいたが、この瞬間が1番感動した気がする。

ダンプス

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それからしばらく車で山道を登っていくと、ダンプスに到着した。ダンプスは標高約1800mの山の尾根に位置する村で、トレッキングの拠点でもあるようで、宿も多い。

また、石造りの家々があるため風情がある。

村にはアンナプルナを眺める事ができる展望台があるとのことで、最初に展望台に連れて行ってくれた。

ダンプスの地図
ダンプスの地図

展望台

展望台から見たダンプスの村
展望台から見たダンプスの村

展望台はダンプスから1kmくらい離れた山頂にある。山と言っても車を降りて10分くらい歩けば到着するので、アクセスは簡単。1人あたり50円の入場料がかかる。

山頂には3階建てくらいの展望台が整備されている。展望台から見たアンナプルナがこちら。

展望台からの景色
展望台からの景色
アンナプルナⅠの方向
アンナプルナⅠの方向

アンナプルナの最高峰であるⅠ峰(8091m)は、おそらく手前の山に隠れて見えていないが、手前の山も相当高い。

マチャプチャレ
マチャプチャレ

山頂が尖っている山がマチャプチャレ。標高は6993mとアンナプルナ連峰の中では低いが、尖っていてかっこいい。

神聖な山なので登頂は禁止されているが、山頂付近まで行った人は居るらしい。角度がえげつないので登るのは難しそう。

晴れた日にアンナプルナを間近で見れて良かったが、霞んでいてはっきりとは見えなかったのが少し残念だった。

麓の村
麓の村

展望台から麓の村を見てもかなり霞んでいた。

ダンプスの家とアンナプルナ
ダンプスの家とアンナプルナ

展望台で景色を見た後は、少しだけダンプスの村を散策した。非常にのどかな場所だった。

ダンプスにいた犬
ダンプスにいた犬

見晴らし台

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最後にダンプス村にある見晴らし台にも行ってみた。少し高いだけの丘だが、登るのに1人50円ほどかかる。

アンナプルナの景色は先ほどの展望台と変わらないが、ダンプスの村はきれいに見える。

マチャプチャレとネパール国旗
マチャプチャレとネパール国旗

このあとダンプスの村でチャイをいただき、ポカラに帰った。

サッカー観戦

ポカラ・ゴールドカップの看板
ポカラ・ゴールドカップの看板

お昼過ぎにはダンプスからポカラに帰ってこれたので、ポカラ・ナショナルスタジアムでサッカーを観戦することにした。

ちょうどポカラ・ゴールドカップという大会が開催されており、その日は地元のクラブとアメリカの仏教系団体が母体のクラブの一戦だった。

当日販売のチケット料金は破格の100円。しかも大会スポンサー「RARA」のインスタントラーメンまで付いてくる。 ちなみに、このインスタントラーメンはスラムの子供たちにあげたらとても喜ばれた。

試合の様子
試合の様子

思いのほか熱量がある観客が多くて楽しかった。

Manang Marshyangdi Clubの選手との写真
Manang Marshyangdi Clubの選手との写真

試合後には試合で一番上手かった選手と写真を撮らせてもらった。

これにてポカラ旅行は終了。翌朝また1日かけてバスでカトマンズに戻った。

宿泊したホテル

最後にポカラで宿泊したホテルを紹介する。

Hotel Middle Path & Spa

ホテルのプール
ホテルのプール

ポカラ滞在中に2泊したレイクサイドエリアにあるホテル。2人1泊約5,000円ほどとお手頃な値段にも関わらず、部屋はきれいでプールまで備え付けられている高級感のあるホテルだった。

感想

ポカラとダンプスを訪れてみての感想を書いていく。

①バス移動が大変

建設中のトンネル
建設中のトンネル

カトマンズからポカラまでのバス移動が長い。昼間に移動すると往復で2日潰れるし、夜行バスだとしても、道が悪いのであまり寝れず疲れが溜まると思う。

ただし、一番の難所だと感じたカトマンズ西側の峠には、トンネルが建設中だったので、完成すれば所要時間が1時間くらいは短縮されるかもしれない。

②飛行機は少し怖い

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じゃあ飛行機で行けばいいじゃないかと思うが、飛行機は飛行機で問題がある。

まず、欠航の多さ。今回もそうだったが、遅延や欠航が多いらしい。遅延の場合、何時間も空港で待たなければならないので、予定が組みづらい。

また、安全性についてだが、旅行の1週間後の2023年1月15日、ネパールで乗員乗客が全員死亡する墜落事故が発生していた。 事故が発生したのはイエティ航空のカトマンズ‐ポカラ便で、日付は違えど、まさに私が乗ろうとした便だったので大変驚いた。

ちなみに2026年6月現在、ネパールの航空会社はEUの乗り入れ禁止リストに記載されている。

③ヒマラヤ山脈はでかい

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ポカラからダンプスへの移動途中、ぼんやりとアンナプルナが見えた瞬間は、その大きさに感動した。

今回はダンプスまで行ってヒマラヤ山脈を眺めたが、霞んでいて思ったほどはっきりと見えなかった。欲を言えば、もう少し近くから見たかったなと思う。

とはいえ、ダンプスより奥に行くには許可証が必要なので手間も増える。悩ましいところ。

オススメ度

★★★★☆ 星4

晴れた日にアンナプルナを見れたのはよかったが、空気が霞んでいて思ったよりはっきりと見えなかったのが残念だった。滞在日数が少ないので、普段どの程度見えるのかは分からないが、アンナプルナをしっかり眺めたいのであれば、かなり山に近づく必要があるのかもしれない。

片道10時間のバス移動が苦じゃなければ行ってみてほしい。

ネパール旅行のまとめ記事はこちら ネパール旅のまとめ記事