THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)VECTIV TARAVAL BREEZEの修理方法
昨年の8月頃に購入して4ヶ月後に破損して履けなくなったTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のVECTIV TARAVAL Breeze(べクティブ タラバル ブリーズ)。
あまりにも早く履けなくなったので諦め切れず、修理したので記事にする。
破損箇所
破損したのは、靴紐を通すところの生地。

破れたのは一箇所だが、他にも破れかけている場所が数か所あった。

破れた箇所だけ直しても、他の場所がそのうち破れそうなので、破れそうなところも含めて修理することにした。
レビュー記事にてノースフェイスに対する不満をぶちまけているので、そちらもご覧いただきたい。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)VECTIV TARAVAL BREEZEレビュー【耐久性なし】
必要な道具
①ミニポンチ・ゴム板

布・皮などに穴を空けるための道具
②片面ハトメ#200・打ち具

空けた穴を補強するための金具。穴の内径が4mmの片面ハトメと打ち具を購入した。
③ハンマー

①②を扱うのに必要な木製ハンマー。金属のハンマーでも代用は可能。
④Dカン

直線部分の長さが10mmのもの。
⑤ニッパー

④のDカンを曲げる際に2本必要。
⑥そのほか
ハサミ、針と糸、ライター
補修方法
①紐を抜く
まずは紐を抜く。普通の靴紐ではなく、絞るタイプの靴紐のため、先端の固定部を何とかする必要がある。
できれば結び目を解きたいが、無理だったので切ることにした。

紐を切るとその分紐が短くなるが、一回だけだとそこまで問題ない。
紐を切った場合は、ほつれるのを防止するため、紐の先端をライターで炙ることをおすすめする。

②靴紐を通す生地を切る
破れた靴紐を通す生地をハサミで切る。

破れた箇所は一箇所だが、他の箇所も破れそうだったので計8箇所切ることにした。

③穴を空ける
生地を切ったらミニポンチとゴム板を使って直径4mmの穴を計8箇所空けていく。
最初はゴム板を下に敷き、ミニポンチをハンマーで叩いて穴を空けようとして上手くいかなかったが、穴を空けたい箇所をミニポンチとゴム板で挟み、ミニポンチを手でグリグリやると、上手に穴を空けることができた。

④ハトメを取り付ける
穴を空けたところにハトメを付けていく。
ミスをすると外すのが大変なので、どのくらいの力加減でやればいいか、事前に試しておくほうがいいかもしれない。


⑤Dカンを付ける
一番上の靴紐を通すところは分厚くなっているため、ハトメではなく、Dカンで対応することにした。

まずは、ニッパーを2つ使用してDカンを曲げる。


この曲げたDカンを一番上の靴紐を通すところに通したあと、ニッパーでDカンを元の形に戻すと、Dカンを付けることができる。

Dカンを通しただけだと、歩いているときにDカンが紐に引っ張られて動くため、針と糸を使って固定する。
これで靴紐を通すところの補強が終わった。
一番下の靴紐を通す箇所は、ほとんど損傷が見られないためそのままにした。

ここにDカンを付けるとマグネットの部分と干渉してしまう。
⑥靴紐をもとに戻す
最後に靴紐を元に戻す。
この紐を絞るところは、写真のように差し込む方の反対側を細いもので押せば、紐を通すことができる。
この際、紐の先端を切ったままで何もしていないと、ほつれて先端が柔らかくなり通らないので、ライターで先端を炙り、固くしておくこと。

絞るところに靴紐を通したら、最後にマグネットのパーツに通して固結びをすれば完成。

注意点
実はうまく行かず2回やり直しをして、今の形に落ち着いた経緯がある。以下の点に注意してほしい。
①ハトメの種類に気をつける
私は最初、両面ハトメを使ったが、これが良くなかった。
両面ハトメは表面は問題なかったが、裏面が鋭利になっていて靴紐が引っかるようになっていた。

一方、片面ハトメの場合、裏表両面丸くなるように仕上がるので、靴紐が引っかかることがない。

ハトメは一度取り付けると取り外すのがかなり難しい。
両面ハトメはニッパーで強引に切ったり曲げたりすれば、なんとか取り外すことができたが、かなり労力がかかるので、ハトメの種類には気をつけたほうがいい。

②紐の先端はライターで炙る
靴紐の先端を炙るメリットは以下の3つ。
1.ほつれない 2.靴紐を絞るパーツに通しやすい 3.最後の固結びを解きやすい
最初は先端に何も処理しないまま作業をしていて、靴紐を通すパーツに通すことができず、紐をなんどか切る羽目になり、靴紐の長さが短くなってしまった。
③Dカンをしっかり固定する
Dカンを付けたところを糸で縫い、動かないように固定するが、これが甘いとDカンが周ってしまう。
なんとなく、取付部が破損しそうな気がする。

まとめ

今回の修理にかかった金額は以下の通り。

これ以外にも針と糸が必要。
お金がかかる上、かなりの手間がかかるが、一応普通に履けている。
なんなら、ちょっとかっこよくなった気がする。
生地が破れて履けなくなった人がいたら参考にしてほしい。