ラマダン体験談【断食】

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ヨルダンから帰国後、ラマダンを体験してみようと思い立ち、1日だけ断食をしてみたときの体験談。

ラマダンとは

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ラマダンとは、イスラム歴における第9月の名前。

この月の間、ムスリム(イスラム教徒)は日の出から日没までの断食を行う。水も飲んではいけない。 ※ただし、工事作業員等の重労働者は水のみOKとされるらしい。

ムスリムの方々は以下のような1日のルーティーンを過ごすらしい。

日の出前に起床 ↓ 朝食 ↓ 働く ↓ 日没後夕食 ↓ 寝る

また、ムスリムが使用するヒジュラ暦の1年は、我々が使用している太陽暦の1年よりも11日短いので、ラマダン月は毎年少しずつ季節がずれていく。

ヨルダンのラマダン

2025年のヨルダンでのラマダン開始日は3月1日。月の観測結果に基づいて開始日が決まるため、国ごとに開始日がずれる場合があるらしい。

私は2月22日~3月1日までヨルダンを訪れていたので、ラマダン前の雰囲気とラマダン開始後の雰囲気を少しだけ体験することができた。

ラマダン前日

首都アンマンのタクシー運転手によると、ラマダン前の週末には家族で集まって一緒に食事を楽しんだりするとのこと。

朝のダウンタウン
朝のダウンタウン

アンマンのダウンタウンに行ってみると、朝から人で溢れかえっていた。

ラマダン前日の市場
ラマダン前日の市場

ダウンタウンには食料品、衣服、日用品などいろんなものが売っている。

アブダリモール
アブダリモール

一方、大型ショッピングモールの中はあまり人がいなかった。

夜のダウンタウン
夜のダウンタウン

夜のダウンタウンは昼間よりも大勢の人がいて、まるでお祭りのような雰囲気だった。

ラマダン開始後

ラマダン開始後の市場
ラマダン開始後の市場

ラマダンが始まった日の朝、前日と同じ時間、同じ場所を散歩してみると、ほとんど人がいなかった。

昼間は飲食禁止のため、昼間から営業している飲食店はほとんどない。

お土産屋とかも、通常時より開店が遅くなることがある。

前日、お土産屋で買うかどうか決めきれず、

「明日もう一度来るので何時に店が開くか教えてほしい。」と聞くと、 「明日はラマダンだから開店はいつもより1時間遅くなる。」と言われた。

ちなみに翌日の言われた時間に行くと、店は開いてなかった。

やろうと思った理由

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断食をしてみようと思った理由は2つ。

・日中の断食が大変かどうか知りたい ・ヨルダン旅行で太ったので、あわよくば痩せたい

帰国後の3月7日、早朝キックオフの欧州サッカーの試合を見ようとしていた私は、この流れで断食できるのでは?と思い、やってみることにした。

経過

05時50分

起床。

食パン2枚、水をコップ3杯飲む。 いつもなら食パン1枚のところ、今日は2枚にした。

サッカーの試合を見るため、眠気覚ましで紅茶を飲もうと思ったが、利尿作用により体から水分が排出され、のどが渇く気がしたので紅茶を飲むのはやめた。

06時03分

日の出。断食開始。

06時30分

紅茶を飲まなかったので眠くなり二度寝する。サッカーはほとんど見れなかった。

11時30分

有給を3時間取得していたので、遅めに出社。

いつもなら出社後に紅茶を入れて飲みながら仕事をするが、今日は我慢。この時点でかなりのどが渇いた。

12時00分

昼休憩。食事と歯磨きに時間が取られないため、自由時間が丸1時間あることに気付き嬉しくなる。

12時07分

幸せな気分になったところで、今日一度もお祈りをしていないことに気付き、一応、メッカの方角に軽く会釈。

12時16分

後ろの席の人が食べていた担々麺のカップ麺の匂いに気を取られるも、朝たっぷり寝ていたためか、あまりお腹は空いていない。

ここで、ラマダン中、アンマンの土産屋の開店時間がいつもより遅かったのは、現地民も朝食後に二度寝していたからでは?と気づく。

※ChatGPTに聞いてみると、ラマダン中は多くのヨルダン人が朝食後に二度寝をすると教えてくれた。

12時42分

いつもなら食後に本を読んで寝落ちするところ、昼食を取ってないため眠くならなかった。

15時08分

お腹は減らないが、喉が渇く。ただ、我慢できないほどではない。

15時50分

朝トイレをして以来、初めてトイレに行く。

16時12分

喉がかなり渇いてきた。

16時49分

糖分不足のせいか、仕事に集中できなくなる。

17時52分

日没時間を過ぎたため、ヨルダンで購入したチョコを2つを食べ、玄米茶を飲んだ。

チョコはとても濃厚に感じた。

17時55分

本日の断食が終わったことを報告する意味でも、メッカの方角に会釈。

感想

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1日限定で日中の断食を行ってみての感想を書いていく。

①空腹はなんとかなった

昼ごはん抜きはキツイかなと思っていたけど、思ってたより大変じゃなかった。

もちろん、これが1ヶ月続くとなると話は別だが、それでもやれと言われればできる気がした。

②のどはめちゃくちゃ渇く

一方、水を飲めないという条件はキツかった。11時に出勤してから17時頃まで働いたが昼頃からずっとのどが渇いていた。

今回は3月だったが、これが夏だと、日が長いわ暑いわでもっと大変だと思う。

いつでも飲めるんだけど、飲んじゃいけないという状況によって、水の大切さが少しだけ分かった気がする。

③夕方の集中力がもたない

昼ご飯を食べてないので、夕方に集中力が切れてくる。

ヨルダンの人は、朝食後に二度寝した後いつもより遅めに出勤しているようだし、現地の人も仕事の効率は落ちていると思われる。

まとめ

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のどは渇くし、集中力も持たない。

おそらくもう断食はやることはないと思うが、ラマダンについて調べるきっかけにもなったので、やってみて良かったと思っている。

今回私は1人で勝手に断食をしていたが、ヨルダンではラマダン前に家族で集まって食事をしたり、街に出かけたりしていて、なんだかヨルダン国民がラマダンを1つの行事として楽しんでいるように見えた。

きれいな景色を見たりするのもいいが、現地の人の生活を見れるのも旅行の醍醐味だなと改めて感じたヨルダン旅行だった。

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