南アイスランドの旅行記【アイスランド】

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2022年9月2日〜9月11日のアイスランド旅にて南アイスランドの滝や氷河などを訪れたときの旅行記。

訪れた場所について

アイスランド南部の地図(赤字が記事で紹介する場所)
アイスランド南部の地図(赤字が記事で紹介する場所)

記事の名前を「南アイスランドの旅行記」としたが、この記事では旅行初日と2日目に訪れたアイスランド南部の滝や氷河などを紹介する。

そのため、ラキ火山、ヴァトナヨークトル、ゴールデンサークルについては別途記事にする予定。

この記事では聞いたことのないカタカナの地名が頻発することになるが、アイスランド語では、フォス(foss)=滝、ヨークトル(jökull)=氷河、ヴィーク(vík)=湾という意味があるので、これらを覚えておけば地名からある程度想像できる。

ケプラヴィーク国際空港

空港のオブジェ
空港のオブジェ

ケプラヴィーク国際空港は、首都レイキャヴィークから車で1時間くらいのところにある空港。ほとんどの国際線が発着するアイスランドの空の玄関口である。

一方、レイキャヴィーク市内にあるレイキャヴィーク空港には国内線が集まっている。

ケプラヴィーク国際空港の位置図
ケプラヴィーク国際空港の位置図

成田空港を出発したのが9月2日の22時ごろで、カタールとノルウェーを経由してケプラヴィーク国際空港に到着したのは9月3日の18時ごろ。時差を考慮すれば29時間の大移動だった。

日本では、まだまだ猛暑が続く夏の季節だったが、アイスランドでは短い夏の終わりの季節。空港から外に出ると結構寒く、持ってきた服が頼りなく感じた。

レンタカー

レンタルした車
レンタルした車

アイスランドは観光地が各所に点在しているため、レンタカーで移動するのが便利。

予約したのは[Cars Iceland](https://www.carsiceland.com)という会社だったが、ケプラヴィーク国際空港で借りる際は、Blue Car Rentalの営業所が窓口になっていた。空港のターミナルから少し歩いたところにある。

Blue Car Rentalの営業所
Blue Car Rentalの営業所

アイスランドではオフロードの道があり、四輪駆動の車でないと通れない道があると聞いていたので、SUVをレンタルした。小石による傷も保証対象になる1番手厚い保証プランを選択した結果、レンタカー代は6日間で約11万5千円になった。

今回は友人と4人で旅行をしていたのでレンタカー代を割り勘できて良かったが、1人旅だとなかなか大きい出費だなと思う。

結果的にはSUVではない普通の車種でも問題なかったので、車種を選ばなければもっと安くなるかもしれない。

初日はレイキャヴィークに1泊して、翌朝からアイスランド南部へ向かった。

アイスランドの道

リングロード
リングロード

アイスランドには、島を一周するリングロード(1号線)という幹線道路があり、南部の滝や氷河を訪れる時もその道を運転した。

所々、工事中のためか砂利舗装の部分もあったが、基本的にはアスファルトで舗装されており、交通量も少ないため非常に運転しやすかった。

セリャラントスフォス(滝)

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最初に訪れたのはセリャラントスフォス(Seljalandsfoss)という滝。滝壺の裏側に行けることで有名な滝である。

セリャラントスフォス周辺図
セリャラントスフォス周辺図

セリャラントスフォスはレイキャヴィークからは車で2時間くらいの場所にある。入場料は無い代わりに駐車料金を取られる仕組みで、アイスランドの観光地はどこも同じようなシステムだった。

滝の背後にあるのは、エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajökull)という氷河。2010年、氷河の下にある火山が噴火し、噴出した火山灰がヨーロッパ上空に広がることで、多くの航空便が欠航した。日本でもニュースになっていた気がする。

滝の裏側
滝の裏側

滝の落差は10mくらいだと思っていたが、実際は65mとのことで、思ってたより大きくてびっくりした。

アイスランド旅行で訪れた滝の中では、水量は少ない方だったが、滝壺の裏側を周るときは滝のすぐ側を通るので、そこそこ水飛沫を食らうことになる。

グリューブラブーイ(滝)

グリューブラブーイの入口
グリューブラブーイの入口

セリャラントスフォスから10分くらい歩いた場所にグリューブラブーイ(Gljúfrabúi)という滝もある。

細い渓谷の奥に滝があるが遊歩道はないため、川の浅い所を歩いていく必要がある。

滝の前で両手を広げるアラヨット友人
滝の前で両手を広げるアラヨット友人

奥まで進むと、周囲を岩に囲まれた少し開けた空間があって勢いよく滝が流れていた。滝の前にお立ち台の様な岩があるので、みんな上に立って写真を取っていた。

水飛沫が凄まじいので長居はできないが、迫力があって良かった。

私は防水のジャケット・撥水パンツ・防水シューズを着用していたので、ほとんど濡れなかったが、ジーパンを履いている友人はパンツが濡れて可哀想だった。

スコガフォス(滝)

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次に訪れたのがスコガフォス(Skógafoss)という滝。

スコガフォスの位置図
スコガフォスの位置図

セリャラントスフォスから車で30分くらいの場所にある。

スコガフォス
スコガフォス

直前に訪れた2つの滝は、どちらかと言うと変化球のような滝だったが、スコガフォスは直球ストレートのような滝で、フォルムがあまりにも滝っぽい。

滝の高さは60mで、意外とセリャラントスフォスより低いが、水量はスコガフォスの方が多そう。

また、滝の横に階段が整備されていて、滝の上に登ることができる。

スコガフォス上流の滝
スコガフォス上流の滝

スコガフォスの上流には小さな滝がいくつもある。川の横を上流に向かって歩いていく事ができるが、どこまでも続いていそうだったので途中で引き返した。

スコガフォスの上からの景色
スコガフォスの上からの景色
放牧されている羊
放牧されている羊

丸々と太った羊がかわいかった。

ソルヘイマヨークトル(氷河)

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ソルヘイマヨークトル(Sólheimajökull)はスコガフォスから車で30分くらいの場所にある氷河。アイスランドで4番目に大きい氷河であるミールダルスヨークトル(Mýrdalsjökull)から流れ出ている流出氷河である。

ソルヘイマヨークトルの位置図
ソルヘイマヨークトルの位置図

ソルヘイマヨークトルはリングロードからの距離が近く、氷河のすぐ側まで車で行くことができるアクセスの良い氷河である。

昔は駐車場のすぐ側に氷河の末端があったらしいが、近年の地球温暖化によって氷河が後退しており、現在は氷河の末端までは少し歩くことになる。

ソルヘイマヨークトルの末端
ソルヘイマヨークトルの末端

氷河は黒く汚れているように見えるが、これは降り積もった火山灰などの影響。

氷河と氷河ツアーの参加者
氷河と氷河ツアーの参加者

ソルヘイマヨークトルでは氷河の上を歩くツアーを開催しているが、我々は別の氷河で参加予定だったので参加しなかった。

氷河の端っこ
氷河の端っこ

氷河末端の左岸まで歩いていったが、氷の上に土砂などが覆いかぶさっていて、氷河と地山の境界が分からなくなっていた。氷河の上を素人が歩くのは危険なので、ここから先は専用のガイドが必要だと思われる。

ドローン撮影した氷河
ドローン撮影した氷河

氷河に近づいても見える景色は黒っぽくなる一方だったので、ドローンを飛ばして上から写真を撮影してみた。

アイスランドでは「国立公園内は禁止」などいくつかルールはあるものの、ドローン飛行に対するハードルが低め。

天気が悪くて氷河の奥の方は見えなかったが、なかなかいい感じの写真が撮れた気がする。写真右下の湖に浮かんでいる小さい点がカヌーである。氷河のスケール感が伝わると嬉しい。

ヴィーク

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ヴィークはリングロード沿いの小さな村。村の規模の割には大きなスーパーマーケットと、アイスランドのアウトドアブランド「ICEWEAR」の店舗がある。アイスランド南部の観光の拠点のような場所だった。

タラの入ったグラタンのような料理
タラの入ったグラタンのような料理

ちょうどお昼時だったので、レストランでご飯を食べ、節約のためにスーパーで夕食を買うことにした。アイスランドは物価が高い。

ヴィークの黒い砂浜
ヴィークの黒い砂浜

エルドフラウン

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宿泊地であるキルキュバイヤルクロイストゥルという村に行く途中に、エルドフラウン(Eldhraun)と呼ばれる一面がコケに覆われている溶岩原を通った。

エルドフラウンの位置図
エルドフラウンの位置図

[自治体HP](https://www.klaustur.is/visitklaustur/skoda-og-sja/skaftareldahraun)によると、1783年にラキ火山※で発生した大規模な噴火によって、アイスランド史上2番目の規模の溶岩が流れ出た。その時の溶岩流の総称はスカフタレルダフラウンと呼ばれ、その中でも、キルキュバイヤルクロイストゥル西側のコケに覆われた溶岩原はエルドフラウンとして知られている。

※ラキ火山については翌日ツアーで訪れたので、次の記事で紹介する。

リングロードの途中に、駐車場とちょっとした遊歩道が整備されている場所があったので立ち寄ってみた。

コケ
コケ

現地の看板によると、コケは他の植物が生育できない岩場でも生息できるため、エルドフラウンのようなコケまみれの景観が生まれたとのこと。コケの厚さは最大で40〜60cmになるらしい。

白っぽいコケ
白っぽいコケ

雨天時は水分を吸収し光合成を行うため鮮やかな緑色になり、乾燥時は白っぽい色になる。訪れた日は白っぽいコケが多かった。

また、コケはデリケートで人が踏んでしまうと回復に非常に長い時間が掛かるらしい。訪れる際はコケを踏まないように。

↓駐車場の場所はコチラ

キルキュバイヤルクロイストゥル

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夕方頃、予約していた宿があるキルキュバイヤルクロイストゥル(Kirkjubæjarklaustur)という集落に到着した。翌日参加予定のラキ火山ツアーの集合場所ということもあって、ここに宿泊することにした。

ヴィークより規模の小さい集落で、一応小さなスーパーやガソリンスタンドなどはあるものの、スーパーはヴィークの方が圧倒的に大きかったので、途中で夕食を買っておいて正解だった。

宿泊した民泊

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宿泊したのはキルキュバイヤルクロイストゥルから車で10分くらい離れた場所にある民泊。牧場にある一軒家で1泊50,000円だった。

周囲5kmの範囲に人がほとんど住んでいないため、夜は真っ暗でオーロラ観測にはうってつけの場所だった。

オーロラ

22時頃のオーロラ
22時頃のオーロラ

その日の22時頃、空はまだ少し明るかったが、外に出て空を見るとオーロラが現れていた。

オーロラが見えたらいいなとは思っていたが、アイスランドの夏は夜の時間が短いため、あまり期待していなかった。人生初のオーロラだったので感動した。

記念撮影するアラヨットとその友人
記念撮影するアラヨットとその友人

ただ、写真はあくまでも長時間露光によって夜空を明るく撮っているため、実際に肉眼でみたオーロラはもっと暗い。

ほかの場所でオーロラを見たわけではないのでなんとも言えないが、基本的には「あの緑っぽいのオーロラっぽいな。」という程度の光が見えていて、たまにオーロラの光が強くなった時に「おっ、あの辺結構光ってる。」となる感じだった。

いつまでも見ていたかったが、夜はとても寒い。外にいるのは1時間くらいが限界だった。

感想

南アイスランドの滝や氷河などを訪れてみての感想を書いていく。

①運転しやすい

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1日で約250kmほど運転したが、道はほとんど真っすぐで、交通量は少ない。非常に運転がしやすかった。

また、なにより景色がすばらしい。気になる所で停車して景色を眺めたり、写真を撮ったりすることができるレンタカーにして良かったと思う。

②コケがいい

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もちろん滝や氷河も良かったが、玄武岩の黒い山肌にコケや草が生えているアイスランドならではの景色がとても美しかった。

③オーロラが見えた

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泊まっていた宿では運よくオーロラを見ることができた。初めてのオーロラには感動はしたが、肉眼で見るオーロラははっきり見える訳ではなく、ぼんやりと見える感じだった。

オーロラに対して過度な期待はしないほうがいいかもしれない。

オススメ度

★★★★★ 星5

コケ、氷河、オーロラなど、アイスランドの自然は日本で見たことないタイプの自然ばかりで、車に乗って自分のペースで大自然を満喫できたのがすごく楽しかった。

長時間のフライトによる疲れが吹き飛んだ気がする。

次の日に訪れたラキ火山ツアーについての記事はこちら ラキ火山の旅行記【アイスランド】

アイスランド旅のまとめ記事はこちら アイスランド旅のまとめ記事