カラコルの旅行記【キルギス】
2026年7月3日〜7月12日のキルギス旅で訪れたカラコルの旅行記。
カラコルについて

カラコル(Karakol)はキルギス東部にある人口8万人ほどの都市で、イシククル州の州都でもある。
標高は約1720mで、街の背後には山々がそびえておりトレッキングの拠点として訪れる人が多い。私もアルティン・アラシャンという山岳リゾートへ行くために、カラコルに前泊することにした。

カラコルは小さな町なので、見どころはあまり多くない。 ホテルの人曰く、カラコルの名所は「教会」と「おもちゃのようなモスク」の2つしかないとのことだった。
ビシュケクからカラコルへ

ビシュケクからカラコルまでは、鉄道や乗合バスで行くことができるが、今回は空路で向かうことにした。
利用した航空会社はアスマン航空というキルギスの航空会社。フライト時間は40分ほどととても短く、景色も素晴らしかった。
フライトの詳細は以下の記事を見ていただきたい。 キルギスの航空会社アスマン航空に乗った感想【祝・EU乗り入れ禁止解除】
カラコル中心部

昼前にカラコルに到着したので、ホテルに荷物を預け、カラコルの街を歩いてみた。まずはカラコル中心部へ。
大きなスーパーが2つほどある交差点付近が、私がカラコルの中心部だと認識している場所。スーパーの他に飲食店や両替所などもこのあたりにある。

キルギスに到着したばかりで、現地通貨であるキルギスソム(KGS)を持ち合わせていなかったので、まずは両替所に行くことにした。
両替所
いくつかの両替所をみたが、レートは同じだったので、GoogleMapで口コミが良かったところで両替をお願いした。
店前の表示板には各国の通貨とキルギスソムのレートが表示されていたが、日本円の表示はなかったのでおそらく日本円の両替は不可能。可能であったとしてもレートは悪いと思われる。持参したUSドルを両替した。
レートは1USD=87.4KGSで、空港よりはレートが良かった。
※私が両替をお願いした店舗では、20$以下の紙幣はレートが悪くなると言われたので、キルギスにUSドルを持っていく場合は大型紙幣を持っていったほうがいい。
カラコル名物アシュランフー

現金を手に入れたので、昼ごはんを食べに行くことにした。宿の人にお勧めされたのがアシュランフー(Ash-Lyanfu)というカラコルの名物料理。
人気のお店が小さなバザールの近くにあるとのこと。

入店したのが「У Саиды」というお店(読み方は「ウ・サイーダ」?)。お客さんも多く、この辺りでは断トツの人気店だった。

ほとんどの人がアシュランフー、ピロシキ、ジュースを注文していたので、私も同じ料理を注文。三点セットでお値段たったの170ソム(≒320円)だった。
アシュランフーは少しだけ酸味のある冷たいスープに、2種類の麺(トコロテンっぽい麺・中華そばっぽい麺)が入っている。あっさりしていてとても美味しかった。
ピロシキは揚げたパンのなかにじゃがいもが入っている料理。こちらもおいしかった。いや、むしろこっちのほうが好きだったかも。
お店のGoogleMapを貼り付けておく。
小さなバザール

アシュランフーのお店の近くに小さなバザールがあったので一応通ってみた。
野菜やお菓子を売っているお店がいくつかあるだけだが、買い物をしている地元民はちらほらいて、活気はないが健全な市場という感じがした。
ホーリー・トリニティ教会

昼食後に一旦ホテルに戻って少し休憩をしてから、ホーリー・トリニティ教会(Holy Trinity Church)を訪れた。

ロシア帝国の統治下の19世紀後半に建てられたロシア正教の教会で、今でも教会として使用されている。

教会の屋根には、ロシアや東欧の教会でよく見かけるタマネギ型の装飾がある。

屋根の下の装飾が細かくて、場所によって木が変色している。なかなか味のある教会だと思った。
また、観光客も教会内部に入ることは可能だが内部は撮影禁止。女性は頭を何かで覆う必要があるので、入口には自由に使って良さそうなスカーフが置いてあった。
日曜日だったが、観光客以外は人がいなかった。そもそも、キルギスの人口のほとんどはムスリム(イスラム教徒)のため、キリスト教徒は少ないんだと思う。
大きなバザール

続いてカラコル北西部にある大きなバザールに行ってみた。

カラコルは碁盤の目のように町が作られている訳だが、大きなバザールは4区画分の大きさがあり結構広い。GoogleEarthで大きさを計ってみると、首都ビシュケクにある有名なオシュ・バザールと同じくらいの大きさだった。


衣料品や生活雑貨、食料品など様々なものが売られている。訪れたのが夕方で、閉まっているお店も多かったが、現地で売られている物を見るのは楽しい。

大きなバザールを見たあとは夕食を食べ、翌日のハイキングに備えてGlobusというスーパーで水とパンとチョコを購入してホテルに帰った。
ホテル・マツノキ

最後にカラコルで宿泊した「マツノキ(Matsunoki)」というホテルを紹介したい。
GoogleMapでカラコルを眺めていると、マツノキという日本語っぽい名前のホテルが目に止まり、Booking.comで予約を試みようとしたが空き部屋がなく、ダメ元でWhatsAppで連絡してみるとキャンセルが出たとかで泊まれる事となった。
お宿のインスタグラムは[こちら](https://www.instagram.com/matsunoki_kg?igsh=bTJ3cmRyYW1uN3Y2)。料金も掲載されているほか、HPのような場所にも飛ぶことができる。
ちなみにオーナーは日本人の女性の方で、WhatsAppでのやりとりを日本語でしていただけた。

宿はカラコル中心部からは徒歩5分ほどの距離にあって、道路から見た建物はこんな感じ。
エントランスは裏手にある。

素敵な中庭に面したエントランスからホテルに入ると、吹き抜けの共用スペースがある。朝食もココで食べる。

室内は土足禁止で、かわいらしいスリッパが用意されている。


部屋の中はこんな感じでとても清潔。
どういう仕組かわからないが、このホテルだけはトイレットペーパーをトイレに流すことができた。
キルギスのトイレットペーパーはザラザラで硬いことが多いが、マツノキのトイレットペーパーだけは柔らかくお尻に優しかった。水に流していいのも紙の違いなのかもしれない。
シャワーの水圧も強くてよかった。



朝食はパンなどが食べ放題で、サラダと卵料理が付いてくる。
オーナーの方には、美味しいレストランを紹介してもらったり、アルティン・アラシャンへの交通手段の相談を受けていただいたり、アルティン・アラシャンへハイキングに行く間、余分な荷物を預かっていただいたり、色々お世話になった。
ありがとうございました。
感想
カラコルを訪れてみての感想を書いていく。
①ビシュケクより涼しい

これはビシュケクに行ってから思ったことだが、ビシュケクは日中の気温が35℃くらいまで上がるので、昼間外に出るとなかなか暑い。
一方、カラコルは標高が高いため、7月の暑い時期でも最高気温が25℃ほどで非常に過ごしやすかった。
②飛行機で来てよかった

ビシュケクからカラコルまでの移動手段として、バスではなく飛行機を選んだわけだが、結果としてとても良かったと思う。
昼前にカラコルに到着することができたので、ハイキングの準備や帰りのジープの手配など余裕持って行うことができた。仮にバスで来てたら到着は夕方とかになってたと思う。
③見どころは多くないが無いわけではない

ホテルの人も言っていたが、カラコルの見どころはあまり多くない。とはいえ、カラコルはキルギスで4番目に大きな都市であるため、バザールもあるし、そこそこ大きなスーパーが2つもある。
トレッキングの拠点の街としては十分だと思う。
オススメ度
★★★☆☆ 星3
あまり見どころがない街ではあるが、キルギス初日ということもあって、それなりに楽しむことはできた。大きいバザールや教会などもあるので、1日くらいであれば何かしらやることはあると思う。
カラコルを訪れる人のほとんどは、アルティン・アラシャンが目当てだと思うので、余裕を持った滞在で英気を養ってほしい。
アルティン・アラシャンの旅行記につづく アルティン・アラシャンの旅行記【キルギス】