キルギスの鉄道に乗った感想【予約できない】

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2026年7月10日、キルギス鉄道(バルイクチ→ビシュケク間)に乗車したので、予約方法と感想を書いていく。

なお、この記事は2026年7月時点での実体験をもとに書いていることにご留意いただきたい。

キルギスの鉄道について

キルギス北部の鉄道網
キルギス北部の鉄道網

キルギス北部にある鉄道は旧ソ連時代に建設されたもので、隣国のカザフスタンと繋がっている。

キルギス側の終点はイシククル湖に面しているバルイクチという街だが、現在は、そこから中国に向かって鉄道が延伸されているようだ。

延伸中の鉄道路線
延伸中の鉄道路線

私が乗車した区間は首都ビシュケクからバルイクチまでの区間。

夏季限定で旅客列車を1日1往復のみ運行しているとのことで、バルイクチからビシュケクへ移動する際に乗ってみることにした。

時刻表・運賃

2026年の時刻表
2026年の時刻表

1日1往復のため時刻表はとてもシンプル。途中駅とバルイクチ・ビーチ駅については省略している。

席のクラスと料金は以下の通り。

Standard:150ソム(≒273円)
Lux:500ソム(≒910円)
VIP:800ソム(≒1,460円)

せっかくなのでVIP席に乗ることにした。

予約方法

予約方法はオンラインで予約するか、駅の窓口で購入するかの2択。まずはオンライン予約を試してみた。

オンライン予約(不可)

結論から先に述べると、オンライン決済でエラーが発生し予約できなかった。一応その経緯を説明する。

まず、予約サイトにアクセスする必要があるが、おそらく日本からだとアクセス出来ないようになっている。キルギスのネット回線を使えばアクセスは可能なので、キルギス到着後に試してみるか、VPNを使っても可能かもしれない。

キルギス国鉄チケット予約サイトは[こちら](https://ticket.railway.kg/) ※日本国内からだと開けないと思うが一応

チケット予約サイト
チケット予約サイト

キルギス到着後、現地のSIMを手に入れてから予約サイトを開くと、無事開くことができた。

行き先がロシア語表記であることを除けば、予約サイト自体は非常に分かりやすい。 問題なく予約を進めていたが、ここで問題が発生。最後の決済がどうしても上手くいかない。

エラー画面
エラー画面

VisaとMasterCardの両方のクレジットカードを試したがどちらもエラーが出た。何度も試したが結果は同じだったのでオンライン予約は諦めることにした。

バルイクチ駅のチケット窓口(不可)

バルイクチ駅
バルイクチ駅

オンライン決済は出来なかったが、ビシュケクのホテルのオーナーが「バルイクチ駅でも買えるよ。」と言っていたのを思い出し、バルイクチ駅に行ってみた。

しかし、駅の建物内部にはチケット窓口は存在せず、残念ながらチケットを買うことは出来なかった。

ちなみに、キルギス国鉄の公式インスタグラムによるとビシュケク2駅には24時間営業のチケット窓口があるらしい。

キルギス国鉄のインスタグラムは[こちら](https://www.instagram.com/ktj_official_?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsi=ZDNlZDc0MzIxNw==)

結局どうしたか

アリとの食事の様子
アリとの食事の様子

諦めて乗合バスで行こうかと考えていたところ、助け舟を出してくれたのがアリだった。

アリは同じ乗合タクシーに乗っていたことがきっかけで仲良くなったキルギス人で、バルイクチの街を案内してもらっていた。

私がアリに運賃を現金で払い、アリが代わりにオンライン予約をしてくれたので、無事チケットを手に入れることができた。

アリには感謝しかない。

バルイクチ駅

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バルイクチ駅(Балыкчы)へはアリに車で送ってもらい、列車が発車する10分前くらいに駅に到着。アリには本当にお世話になった。

チケットを提示して列車に乗車すると、ほぼ定刻通りに駅を発車した。

バルイクチ駅→ビシュケク2駅

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私が予約したのはVIP席。そんなに人もいなかったので4人席を2人で使うことができた。

車内はエアコンも効いていて快適だったが、1つだけ苦言を呈したいことがある。

玉突き移動の図
玉突き移動の図

発車してすぐ、売店のおばちゃんから「席を移動してくれ」と言われた。

我々の席が売店の近くにあったので、どうしてもそこに座りたかったらしい。

断るのもアレなので変わってあげたが、アラヨットのツレは進行方向に背を向けて進むのが好きじゃないのと、移動中の景色を楽しむためにわざわざ2人窓際にしていた経緯もあるので、少しモヤッとした。

チケット入手に苦労したし、こちとらVIP席に座っているのだから少しくらいVIP待遇しろよと思った。席を予約する際は売店の近くは避けたほうがいい。

山に描かれた国旗と企業名
山に描かれた国旗と企業名

車窓からの景色はこんな感じ。

私はアルティン・アラシャンやソンクル湖などの大自然を堪能した後だったので、車窓からの景色に対して特に感動はなかった。

アルティン・アラシャンの旅行記はこちら アルティン・アラシャンの旅行記【キルギス】

ソンクル湖の旅行記はこちら ソンクル湖の旅行記【キルギス】

ビシュケク2駅

ビシュケク2駅
ビシュケク2駅

列車は定刻通り23時過ぎにビシュケク2駅(Бишкек-2)に到着。

GoogleMapには「Bishkek Railway Station」と表示されているが、ここがビシュケク2駅なので注意(2026年8月27日時点)。

YandexMapなどには正しく表記されている。

感想

キルギスの鉄道に乗ってみての感想を書いていく。

①予約が難しい

バルイクチ駅
バルイクチ駅

キルギス国外からでは予約サイトにアクセスすることすら難しいし、キルギス国内で予約しようとしても決済ができなかった。

現時点ではビシュケク2駅の窓口で直接チケットを購入するのが確実な方法だと思う。

②ビシュケク発ならあり

ビシュケクの地図
ビシュケクの地図

オンライン予約は難しいが、ビシュケク2駅発の列車に乗るのであれば、現地でチケットを購入できるので予約できなくても問題ない。

乗合バスの場合はビシュケク郊外にあるバスターミナルに行く必要があるが、ビシュケク駅は街の中心部にあるのでアクセスもしやすいという利点もある。

③安い

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私はVIP席に座ったので800ソム(≒1,460円)だったが、最も安いスタンダード席は150ソム(≒273円)と激安。

予約時に画像で確認した限りではスタンダード席も悪くなさそうだった。

④スピードはゆっくり

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バルイクチ駅からビシュケク2駅までの所要時間は約4時間。日本の在来線と比較してもかなりゆっくり走っていた。おそらく貨物列車と同じスピードで走っているんだと思う。

まとめ

1日1往復と本数が少ない上、外国人にとってオンライン予約の難易度は高い。

ただ、ビシュケク発の列車に乗るのであれば、駅の窓口でチケットを購入できるそうなので、時間が合えば選択肢の一つとして考えてもいいと思う。