ヴィエリチカ岩塩坑の旅行記【ポーランド】

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2025年10月11日〜10月19日のポーランド旅で訪れたヴィエリチカ岩塩坑の旅行記。

ヴィエリチカ岩塩坑について

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ヴィエリチカ岩塩坑は13世紀から20世紀まで塩の採掘が行われていた岩塩坑。

その歴史は古く、新石器時代にはこのあたりで泉から湧き出す塩水を煮詰めて塩を作っていたと考えられており、得られた塩は肉や魚の保存料として重宝されていた。

11世紀から12世紀にかけて塩泉が枯渇すると、塩水を得るために井戸を掘るようになった。そして13世紀、井戸を掘削している最中に偶然岩塩の塊が発見されたことで、岩塩坑としての歴史が始まった。

1645年に書かれたヴィエリチカの様子
1645年に書かれたヴィエリチカの様子

画像:Willem Hondius / CC BY-SA 4.0 出典:[Wikimedia Commons](https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=38468134)

当時は塩がとても貴重だったため、塩の採掘はポーランドに莫大な利益をもたらした。首都であったクラクフが発展したのも、ヴィエリチカ岩塩坑が大きく関わっている。

現在は、工業用塩の生産は終了していて、鉱山を維持するために排水した塩水を蒸発させて塩を生産しているようだ。

世界遺産としてのヴィエリチカ岩塩坑

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登録名:ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑
登録年:1978年
登録区分:文化遺産
登録基準※:(4)

※世界遺産に登録されるためには(1)~(10)の登録基準を1つ以上満たす必要がある。
(1)~(6)は文化遺産基準、(7)~(10)は自然遺産基準。

登録基準とその内容(私が[UNESCOのサイト](https://whc.unesco.org/en/list/32)を見て要約したもの)を書いていく。

(4)建築物・建築群・技術の顕著な例を示すもの →ヨーロッパの採鉱技術の発展と坑夫たちの社会的・宗教的伝統を反映した施設

古くから岩塩を生産していただけでなく、坑夫たちが坑道内に造った教会などの価値が認められて、ヴィエリチカ岩塩坑は世界遺産に登録されている。ちなみにヴィエリチカ岩塩坑は、世界で最初に登録された12件の世界遺産の1つである。

また、2013年にはボフニャ岩塩坑も追加で世界遺産に登録されている。

ヴィエリチカとボフニャ岩塩坑の位置図
ヴィエリチカとボフニャ岩塩坑の位置図

見学予約

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ヴィエリチカ岩塩坑の内部を見学するにはガイドを予約する必要がある。

個人で訪れる場合は、観光ルートとマイナー(鉱夫)ルートの2つのルートを選択できるが、私は観光ルートを見学することにした。料金は143PNL(≒5,800円)。

ヴィエリチカ岩塩坑の公式サイトは[こちら](https://www.wieliczka-saltmine.com/)

クラクフからヴィエリチカまで

クラクフからヴィエリチカへの地図
クラクフからヴィエリチカへの地図

クラクフからヴィエリチカまでは電車やバスで行く事ができるが、ほかの場所にも行きたかったので、レンタカーを借りることにした。

一般道を通って40分くらいで到着。車は近くの駐車場に停めた。

駐車場の位置図
駐車場の位置図

レンタカー

Enterpriseの店舗
Enterpriseの店舗

名前を聞いたことのあるHertzやAvisなどのレンタカー会社のほとんどが、クラクフ空港に営業所を置いている中、クラクフ中心部にも営業所を置いていたEnterpriseで車を借りることにした。

クラクフ・ユニティ・タワーの位置図
クラクフ・ユニティ・タワーの位置図

Enterpriseレンタカーはクラクフ中央駅から徒歩で15分くらいの場所にあるクラクフ・ユニティ・タワーに営業所がある。

ヴィエリチカ岩塩坑

ダニウォヴィチ・シャフト
ダニウォヴィチ・シャフト

チケットに記載されていた集合場所は、地下へのエレベーターがあるダニウォヴィチ・シャフトという建物だったが、実際は建物横に別のエントランスがあった。

また、ツアーの案内はアウシュヴィッツ博物館と同じく、配られた無線機とイヤホンでガイドの方の声を聞く方式だった。

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ツアーは階段で64m降りるところから始まる。そんなに階段があるのを知らなかった人(多分足が悪い人)が1人ここで脱落していたのでちょっと可哀想だった。

坑道
坑道

坑道を進みつつ、途中にある展示や教会でガイドの方の説明を聞くようなツアーだったが、英語が得意じゃないのでほとんど理解できなかった。適当に写真を貼り付けていく。

壁についた塩
壁についた塩
塩水を組み上げている井戸のようなもの
塩水を組み上げている井戸のようなもの
坑道内の礼拝堂
坑道内の礼拝堂
岩塩で作られたカジミエシュ大王の像
岩塩で作られたカジミエシュ大王の像

聖キンガ礼拝堂

聖キンガ礼拝堂
聖キンガ礼拝堂

ヴィエリチカ岩塩坑のハイライトとされているのが聖キンガ礼拝堂。

床も壁も天井も全て岩塩でできていて、床はツルツルだった。

礼拝堂の奥にある聖キンガ像
礼拝堂の奥にある聖キンガ像

聖キンガとは、13世紀にハンガリーからポーランド王に嫁いだ王妃で、ヴィエリチカに関して以下のような逸話がある。

ポーランド王との婚約が決まったとき、一生独身でいるつもりだったキンガさんは、ハンガリーで婚約指輪を捨てたが、結局ポーランド王に嫁ぐことになった。 ところが、ヴィエリチカにて、ハンガリーから運ばれた岩塩の中から捨てたはずの指輪が見つかり、「これは単なる偶然ではないぞ」となり、その場所を掘り進めたところ、岩塩床が見つかった。

指輪を渡されるキンガさん
指輪を渡されるキンガさん

このような伝説もあることから、ヴィエリチカの鉱夫たちの守護聖人となっている。

聖キンガ礼拝堂の壁には塩で作られた「最後の晩餐」などの彫刻があって、天井には塩で作られたシャンデリアがぶら下がっている。

岩塩に彫られた「最後の晩餐」
岩塩に彫られた「最後の晩餐」
塩で作られたシャンデリア
塩で作られたシャンデリア
ヨハネ・パウロ二世の像
ヨハネ・パウロ二世の像

塩の池など

引き続きツアーで通ったところの写真を適当に貼っていく。

塩水の池
塩水の池
木材で支えられた空間
木材で支えられた空間
トンネル
トンネル

ツアー終了

天井が高い空間
天井が高い空間

天井が高い空間でツアーは終了となる。

この先はレストランがあったり博物館があったりするが、時間がなかったので行かずに帰ることにした。

地上に戻るエレベーター
地上に戻るエレベーター

地上に戻るときは、エレベーターを使って戻ることができる。

感想

ヴィエリチカ岩塩坑を訪れてみての感想を書いていく。

①ガイドの英語が聞き取れなかった

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英語が苦手なので、ガイドが何を言っているかさっぱり分からなかった。

これに関しては英語が聞き取れない私が悪い訳だが、あえて弁明をするとしたら、ガイドの方はそこそこ大きな声で案内してくれていたので、肉声と0.5秒後にイヤホンから聞こえる声と2つの声が聞こえて、余計聞こえづらかった気がする。

②ブログが書けない

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冒頭のヴィエリチカ岩塩坑の説明は、公式サイトを見ながらなんとか書くことができたが、ツアー中の案内をほとんど理解できなかったので、ブログに何を書けばいいか分からない。申し訳ない。

③テーマパーク感

コペルニクス像
コペルニクス像

上記のように説明を聞き流しながら、岩塩の彫刻や人形などの展示を見ていただけなので、テーマパークのアトラクションを回っているようだった。

オススメ度

★★★☆☆

星3

「塩の池がどうやってできたのか?」「天井が高い空間は何なのか?」など気になることはたくさんある。おそらくツアーの中で説明してくれてたとは思うが、聞き取れなかったのが残念でならない。

英語を聞き取れる人は楽しめる気がする。

この後に訪れたポヴロジニクについての記事はこちら ポヴロジニクの旅行記【ポーランド】

ポーランド旅のまとめ記事はこちら ポーランド旅のまとめ記事